研究倫理確立のために

本学会は、既存の学問の枠にとらわれることなく、会員相 互の切磋琢磨により、比較思想の研究を進展させることを目的としている。 そのために、会員は研究者としての社会的責任を自覚し、研究倫理にもとることなく、良識をもって研究活動を行うことが求められる。 とりわけ、以下のような点に注意しなければならない。


1.研究活動における倫理性

研究活動においては、他者の人権を尊重し、差別・誹謗中 傷・研究妨害などの行為をしてはならない。 他者の心身に苦痛を与えるハラスメント行為をしてはならない。


2.研究資金の適切な使用

科学研究費などの研究資金については、それを明記し、資金の目的に合致した適正な使用がなされなければならない。


3.研究発表(口頭発表・論文発表)に当たっては、著作権に対して適切な配慮を払い、盗用・改竄・捏造・二重投稿などをしてはならない。

告知

論文削除のお知らせ

研究倫理上の問題により、『比較思想研究』第41号(134~143頁)に掲載された下記の論文を削除します。関係各位にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げるとともに、今後再発防止につとめたく存じます。

小松優香 「全体的個人主義としての「負荷ありし自己」と「欲望統整の自己」-チャールズ・テイラーと石橋湛山-」