2007年度

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シンポジウム「アジアにおける平和の思想」

基調講演

前田 專學 アジアにおける平和思想――仏教を中心として――
柴田 昌雄 インドの人びとの平和観
――北インドにおける医療支援を通して感じたもの――
文 嬉眞 現代の韓国儒教と「平和の文化」
平山 洋 平和思想は世界平和に貢献したか?

山口 廸彦 アジア母性社会における救済論
――バハオーフェン、ニーチェ、大目乾連冥間救母変文――
 

研究発表

藤本 拓也 シオランの「空」概念について
吉村 均 ナーガールジュナ(龍樹)と道元
――二諦論からの『正法眼蔵』読解の試み――
高梨 良夫 朱子の「理」とエマソンの「理性」(Reason)の比較的考察
津田 眞一 『法華経』における如来の加持とK.バルトの『神論』における神の現臨
――<開放系>の図式による同定とその意味――
廖 欽彬 田辺元の芸術論
東馬場 郁夫 比較宗教研究の課題とゆくえ
――ポストエリアーデとポストモダン――
今村 純子 芸術と倫理――シモーヌ・ヴェイユと西田幾多郎――
浅倉 祐一朗 西田幾多郎とK.フィードラ――その芸術論をめぐって――
朴 倍暎 荻生徂徠における「明徳」の意味――『大学』の「明徳」との比較を中心に――
森上 優子 新渡戸稲造における「修養」と「宗教」
熊本 幸子 密教の仏と山における日本の神――空海の曼荼羅思想として――
三浦 節夫 井上哲次郎と井上円了――近代日本の思想家として――
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